2025/11/27 「金型設計勉強会及び工場見学会」開催

技術開発委員会では、株式会社ヤマナカゴーキン様にご協力をいただき、
有限要素法を活用した金型設計に関する勉強会および工場見学会を開催いたしました。

当日は勉強会をWeb併用で実施し、現地およびWebあわせて多くの皆様にご参加をいただきました。

■開催日:2025年11月27日(木)
■会 場:株式会社ヤマナカゴーキン様
■時 間:勉強会 14:00~15:15 / 工場見学会 15:30~16:30
■出席者:現地参加 16社16名 / Web参加 20名

挨拶する豊田委員長(株式会社巴製作所)
進行 株式会社ヤマナカゴーキン
国内営業部 フィールドセールスグループ
主任 四宮 歩人 様
ご挨拶 株式会社ヤマナカゴーキン
代表取締役社長 山中 雅仁 様

勉強会では「DEFORM」(有限要素法解析による、金属の材料流れ・工具への負荷状態・熱処理による変形・切削時の切りくず予測など、あらゆる加工現象をコンピュータ上でシミュレーションできる製造系CAEソフトウェア)のご紹介をいただきました。

DEFORMを導入することによる試作回数の削減やコスト低減効果についても、具体的な事例を交えてご説明いただきました。

有限要素法解析の説明 ~DEFORMのご紹介~
株式会社ヤマナカゴーキン 国内営業部 フィールドセールスグループ
チーフエキスパート 江藤 洋介 様

会場の様子

質疑応答も活発に行われ、参加者からの質問に対し、ヤマナカゴーキン 山中社長様からも丁寧にご回答をいただきました。

中央:本事業担当の松井副委員長(株式会社阪村エンジニアリング)

Web参加の皆様の退出にあたり、豊田委員長より謝辞が述べられました。

豊田委員長より謝辞

その後、現地参加者による工場見学会を実施しました。

現地ご参加の皆様と㈱ヤマナカゴーキンの皆様
工場内をご案内いただいた大阪製造部の皆様
鍵山様・語田様・柚木様・西崎様

工場内は清掃・整理が行き届いており、治具などの保管場所は分かりやすい配置の工夫がされていました。

生産管理では、工程ごとに色分けされたパーツを積み上げる工夫など、生産状況を誰もが一目で把握できる仕組みも大変参考になりました。

工場見学後には再び質疑応答が行われ、理解をさらに深める機会となりました。


工場見学後の質疑応答
ご説明 株式会社ヤマナカゴーキン
製造本部 大阪製造部 部長 鍵山 裕伸様

参加者アンケートでは、勉強会について「シミュレーションの重要性が理解できた」「解析ソフトの進化や活用可能性を感じた」といった声が寄せられました。

また工場見学についても、「生産管理や職場環境づくりが大変参考になった」との感想が寄せられました。

ご参加いただいた皆様、そして株式会社ヤマナカゴーキンの皆様、誠にありがとうございました。