海外情報委員会 平成28年度 タイ視察

平成28年度の海外情報委員会 近距離視察を報告いたします。

平成29年3月16日から19日までタイのバンコクに滞在し、17日に現地日系企業3社を訪問いたしました。

3月16日の朝 関西空港に集合し、バンコクに向け出発。

 

最初の視察先は、熱間鍛造を主力とされるミヤケフォーミング様で、会社説明と工場見学を行いました。
工場内は現地の風向き等も考えた、吹き抜け構造の建屋となっており、熱間鍛造加工後の高温の製品が排出される場所も風が抜ける構造の為、ほとんど熱さを感じない工場内となっていました。又QC等も精力的に活動され、現地の従業員にて製作された各種のQCパネル等も、さまざまな工夫がされていました。

 

二番目の訪問先はタイ シンワ エコー様で、同じく会社説明と工場見学を行いました。
同社は連続ベーキング炉を工程内に組み込んだ、電気亜鉛鍍金を主業務とし、2011年に設立されたのですが、当初は客先からの要請に応えた形で、タイへと進出されました。
しかし要請された企業様が進出しなかった為、現地で精力的に営業活動され、かなり苦労した後に、現地日系企業の仕事を確保したとのことでした。

 

三番目の訪問先は、キタヤマヒートトリートメント様で、事業内容としては過熱熱処理炉4基にて素材熱処理を主業務とされていました。広々としたスペースで、熱処理時の熱さがこもらない等の工夫もされていました。

 

視察後は、所々でのミニ渋滞を乗り越えてバンコクにもどり、ソンブーンシーフード店にてタイ料理に舌鼓を打ちました。
視察3日目は終日自由行動とし、各々が観光、ショッピング又はマッサージ(安いです)等をこなし、翌19日に無事、関西国際空港へと帰ってまいりました。

最後となりましたが、当委員会として、参加し楽しくかつ勉強になる様に鋭意努力いたしますので次回視察旅行へのご参加をお待ちしております。