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第四回ねじの表面処理Gr:研究開発委員会

■開催月日
平成15年12月9日(火)16:00〜18:00
※関西ねじ協同組合事務局  会議室
■出席者
ケーエム精工(株):北井敬人、八尾市中小企業サポートセンター:佐藤幸弘先生、(有)アールケイ興産:松田敏雄、(株)巴製作所:豊田正喜、日本パワーファスニング(株):上岡優、(有)浜岡鍍金工業所:浜岡利光、(株)フジテック:藤原廣二・東野宏治、(株)丸ヱム製作所:出羽弘、(株)ミヤガワ:北野克史、(株)ヤマヒロ:奥村和久、ケーエム精工(株):竹田聖(記録)
(敬称略)
■議題
(1)研究開発計画書案の変更について
加速試験と屋外暴露試験について佐藤先生のアドバイスを頂いたことによりケーエム精工(株)北井より研究開発計画書の内容について前回の委員会の結果を受けて一部見直しをかけた案が示され検討した。
変更点
  1. 試験サンプル表面処理の種類変更
  2. 加速試験条件の追加(湿潤繰り返し試験)
  3. 予算金額の変更
  4. ねじサンプルの変更(六角ボルトM12×50⇒アップセットM6×16)
(2)屋外暴露試験と加速試験研究計画案について
屋外暴露試験については新日鐵光製鉄所にて実施することを検討していたが、環境条件が海岸部であり、空気汚染も少ない地帯であることが判明し、(株)丸ヱム製作所出羽氏より、新日鐵住金テクノロジー(尼崎)において屋外暴露試験を実施することが提案された。また、大同特殊鋼(星崎)の研究所においても試験実施可能なことがケーエム精工(株)北井より提案があった。
  1. 新日鐵住金テクノロジー
    2年間 72本 約400,000円
  2. 大同特殊鋼
    50p×50pのスペースを提供してもらえる。しかし、観察等は自らが実施しなければならない。
佐藤先生より提案があり、日本塗料検査協会(静岡県御前崎)において屋外暴露試験の実施可能であり、また、名古屋で実施するのであれば環境科学研究所(千種区)があり、ここであれば気象データも取れるので高い相関が取れるのではとのアドバイスを頂いた。
毎日東ビルであれば森之宮に観測所があるので問題ないのではとのコメントいただく。
新日鐵住友金属テクノロジーにおいて試験する場合は気象の環境因子を確認することが必要であると考えられる。
また、佐藤先生より中国重慶での試験も可能との事なので検討を進めていただく。
加速試験については、塩水噴霧試験は継続的に実施するものとする。湿潤繰り返し試験については佐藤先生より資料を頂き、弱酸性条件下で試験機を使用して実施するのが良いとの推奨を頂く。また、硝酸ソーダは金属に対して不安定でどのように作用するかが判りにくい。また、赤錆は酸に強いので浸漬濃度を調整することが必要。
    ※条件設定
  • NaCl 1%
  • H2SO4+HNO3 0.001N
  • pH値は3.5とする。
  • 温度 50度恒温
    ※試験条件
  • 噴霧 8時間
  • 停止 16時間
キャス試験機を使用して実施するのがベターである。
日本塗装検査協会の試験機を1台占有すると20万円から30万円で実施してもらえる。但し、塗装品が含まれることが条件となる。
大阪府産業技術総合研究所の試験機更新に付き、旧設備を占有して使用することが可能であるとの事を佐藤先生より教えて頂く。後日改めて訪問し、関西ねじ協同組合として設備の使用許可をもらいに行く。このことを田島理事長にも報告する。
(3)屋外暴露試験実施要領
固定方法としてアクリル板にねじを留めて試験片を作成する。ただし、ねじ込み際に通常のねじ込みを実施すると頭部の表面処理剥離等が懸念されるのでねじ込みは注意すること。 設置条件としては南向きに45度の角度で設置する。枠をアングルで組む。
レイアウトについては下図を参照。
(4)各社分担

アクリル板作成
(8種類×6試験+予備1セット)計56枚

(株)丸ヱム製作所

毎日東ビル設置、アングル作成・設置

(有)アールケイ興産

環境科学研究所・大同特殊鋼研究所 交渉・設置

ケーエム精工(株)

日本塗料検査協会 交渉・設置

(株)ヤマヒロ

湿潤繰り返し試験 交渉
(大阪府産業技術総合研究所)

日本パワーファスニング(株)
(株)巴製作所
フジテック(株)

塩水噴霧試験実施

(株)竹中製作所

重慶での試験実施依頼

佐藤先生

溶融亜鉛メッキボルト100本測定

(有)浜岡鍍金工業所

(必要経費の請求)
各社が試験、サンプル作成、出張に要した費用は別途ケーエム精工北井宛申請してもらい、豊田研究開発委員長の承認を経て、関西ねじ協同組合より各会社に支払うこととなった。
■今後の委員会開催予定日
平成16年2月24日(火) 午後4:00〜
関西ねじ協同組合 会議室
  1. 次回開催までに各屋外暴露試験の開始と各加速試験データの取得を目標とする。
  2. 溶融亜鉛鍍金膜厚測定品については(株)丸ヱム製作所殿へ直送し、残ったサンプルは関西ねじ協同組合で保管。
グループ長  北井 敬人

関西ねじ協同組合

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